
こんにちは!無理せず、楽しくゆる無添加生活を送っているきなこと申します。
今回のテーマは“水道水”についてです。
みなさんは普段、水道水を何の抵抗もなく飲んでいますか?
それとも、水道水は本当に安全なのか疑問を抱いて飲まないようにしていますか?
日本の水道水は“安全”と思っている方も多いと思います。

水道水は本当に安全なのか、浄水器を付けた方が良いのか、きなこが解説していきたいと思います。
こんな人におすすめ
水道水は安全なのか疑問を抱いている。
浄水器をつけた方が良いのか迷っている。
浄水器の選び方のポイントを知りたい。
1,水道水はそのまま飲んでも大丈夫なのか。
水道水は、そのまま飲んでも大丈夫なのか心配な方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言いますと、水道水はそのまま飲んでも、健康上問題がないように厳しく水質基準が定められています。
国土交通省が発表した調査結果では、世界で水道水が飲める国はたったの9か国しか存在しないと言われています。
日本は世界でもトップクラスの安全性が誇られています。
日本の水道水は、全国どこでも蛇口から出してそのまま飲めます。

先程も述べたように、日本は世界と比較してもかなり厳しい検査基準があり、それをクリアしているので、健康に影響を及ぼすことはありません。
味やにおいに関しては、人それぞれの感覚が違うので無味無臭という方もいればカルキ臭が気になるので、苦手だという方もいらっしゃると思います。
日本は、厳しい水質基準をクリアしているとはいえ、不純物の含有量が0というわけではありません。
水道水を飲んでも健康に害はないというレベルまで抑えているということです。
2,水道水の水質基準が緩和されたって本当?
そんな、厳しい水質基準をクリアしている日本ですが、実は、2022年4月1日から“水道水の農薬類の目標値改正案”によりいくつかの基準が変更になりました。
水道水に含まれる【ホスチアゼート】と【ウニコナゾールP】という成分の目標値を緩和すると、厚生労働省が発表したのです。

【ホスチアゼート】と【ウニコナゾールP】って何?初めて聞く言葉でよく分からないわ。

確かに!難しい言葉でなかなか聞いたことがないですよね!分かりやすく説明していきますね!
(有機リン系殺虫剤) 海外では有機リン系農薬の使用を禁じたり、濃度を下げたりしている。
非常に毒性が強く、神経系に作用しており、量が多くなると死に至る。発達障害の原因でもあり、有機リン系農薬の規制緩和をしている国は日本だけと言われている。
トリアゾール系植物成長調整剤である。作用機構は植物体内のジベレリン生合成経路に阻害することにより伸長抑制効果を示すものと考えられている.
これらは、どちらも主に農薬に使われるものです。
人体への影響は低いためこのように緩和されたのだと思いますが、過剰に摂ると健康に関する不安も出てくると思います。
3,水道水に含まれる有害物質とは・・・
水道水の中には、水質基準値以下ですが、有害物質や気になるカビ臭や残留塩素などが含まれています。
有害物質とはどんな物でしょうか?一つずつ解説していきます。
3-1,塩素
水道水には、塩素が含まれています。
塩素は人体に害がないと言われていますが、まったく影響がないかといえばそうではありません。
水道水に塩素を入れるのには目的があります。
塩素には強力な殺菌作用があります。
日本での水道水の塩素消毒は1921年に東京と大阪で始まりました。
これにより当時流行していたコレラや赤痢、腸チフスなどの水が原因となる伝染病を防止することができるようになりました。
しかし、塩素にはトリハロメタンなどの発がん性物質を発生させてしまったり、水道水の味を不味くするといったデメリットがあります。
3-2,トリハロメタン
トリハロメタンは、原水を浄化するときに注入する塩素と原水に含まれている有機物が反応して発生します。
このトリハロメタンは、発がん性の関連が指摘されており、
地下水を飲んでいる人より水道水を飲んでいる人の方がガンになる割合が10万人につき33人多いというデータがアメリカで発表されています。
3-3,アルミニウム
水道水の浄水処理の過程で水にアルミニウムを加えています。
アルミニウムにはかつてアルツハイマーとの関連性が指摘されていました。
大部分のアルミニウムはゴミや砂と一緒に除去されますが、一部は残ってしまいます。
しかし、人体に影響のない量しか残らないので、過剰に心配する必要はありません。
4,浄水器はつけた方が良いのか。
日本の水道水は、そのまま飲んでも何の問題もない世界トップレベルの水質に保たれています。
ただ、水道水は殺菌効果を持続させるために、蛇口から出る水にも塩素が含まれているため、
敏感な人はカルキ臭を感じるかもしれません。
また、集合住宅などで貯水槽水道を使用している場合や給水管が鉛管だったりすると不安を感じるでしょう。

こうしたことで少しでもカルキ臭のない水が飲みたい!有害物質が気になる!という方には浄水器をつけるのがおすすめです。
5,浄水器には色々な種類がある。
浄水器には、様々なタイプがあるので、紹介していきたいと思います。
蛇口に直接取り付ける小型のもの。設置方法や価格も手軽なので浄水器の中で最もポピュラーです。
しかし蛇口直結型は、水道水をろ過するためのカートリッジが小さめなので、
サイズに比例してろ過量は多くなく、カートリッジの交換頻度が高くなります。
およそ3~6カ月に1回は交換が必要です。
ポットやピッチャーに水道水をいれて浄化するので、持ち運びも可能な上、価格も数千円程度です。
しかし、ポット型は【浄水までに時間がかかる】【雑菌が繁殖しやすい】などのデメリットもあります。
フィルターの交換頻度も比較的多く、2~3カ月に1回は必要です。
蛇口とホースでつなぎ、流しの上や壁などに設置するものです。
蛇口直結よりも大型になってしまいますが、特別な取り付け工事は必要なく、自分で取り付けられます。
据え置き型のメリットは、カートリッジが大きめであることですので、カートリッジの交換頻度も少なめで、およそ1年に1回程度で済みます。
キッチンの下に取り付けるもので、設置工事が必要となり、価格も高いですが、大型なので洗浄能力も高いです。
そして、カートリッジの交換の頻度も一年に一度と頻度が少ないのも魅力的ですね!
6,浄水器を選ぶポイントは?

総合的に判断して、できるだけコストパフォーマンスの高いものにしましょう
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