砂糖選びの大事なポイント!体に良いおすすめの砂糖3選を紹介!

食生活
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きなこ
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こんにちは、無理せず、楽しくゆる無添加生活を送っているきなこと申します。

今回のテーマは“砂糖”についてです。

こんな人におすすめ

 砂糖の種類がありすぎて何を選んだら良いのか分からない。

今使っている砂糖は大丈夫かな?

白い砂糖と茶色の砂糖の違いが分からない。

お菓子作りだけでなく、毎日の料理にも使っている砂糖。

日本では砂糖の使用量は年間一人当たり15,1㎏と言われています。(2021年~2022年のデータ)

自炊をしている方なら分かると思いますが、どんな料理にも砂糖は結構使いますよね!

毎日身体に取り入れているものだからこそ、選び方には気を付けて頂きたいです。

でも、スーパーに行くとたくさん砂糖の種類があって正直どれを選べば良いか分からないわ!

きなこ
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では、どんな砂糖を選んだら良いのか、解説していきたいと思います。

 

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1,砂糖の選び方のポイント

スーパーで砂糖を選ぶ時、つい値段だけ見て砂糖を選んでいませんか?

それはかなり危険です。砂糖の種類を理解し、体に良い砂糖を選ぶように心がけましょう。

1-1,砂糖の種類

砂糖は大きく分けて、「含蜜糖」(がんみつとう)「分蜜糖(精製糖)」に分かれます。

 

含蜜糖

ミネラルなどを豊富に含む糖蜜を結晶と分離せずに作る砂糖。味わいにコクがあり優しい甘さが特徴。

例・・・黒糖、赤糖、きび糖など。

 

分蜜糖(精製糖)

近代的な製法を用いて工場で遠心分離機を使い、砂糖の結晶と蜜を分けて結晶だけを取り出した砂糖のこと。

例・・・グラニュー糖、上白糖、三温糖、ざらめ糖など

 

分蜜糖にはほとんどミネラルは残っていませんが、含蜜糖には残っています。

最もミネラルが豊富に含まれているのは黒糖で、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、銅などが含まれています。

一方、分蜜糖は含蜜糖より身近な砂糖で分蜜糖の代表格と言える上白糖は、味にクセがなく、安価で手に入るので使っている方が多いのではないでしょうか?

しかし、分蜜糖は精製されて作られているので、精製されたものは消化吸収が早い分、消耗も早いので血糖値が急激に上がってしまいます。

砂糖を選ぶ時は、含蜜糖を選びましょう。

1-2,産地

砂糖を選ぶ際は、できれば国産のものを選ぶようにしましょう。

外国産の砂糖を選ぶ時は、「遺伝子組み換えでないか」を必ずチェックします。

 

遺伝子組み換えとは・・・生物の細胞から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、植物などの細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質を持たせること。遺伝子を組み込むことは、不自然なものです。遺伝子組み換え作物を摂取することで、ガンや白血病、アレルギーや不妊などの健康被害が出る可能性があるという指摘もあるので、できるだけ摂取しないようにしましょう。

 

日本では、遺伝子組み換えの「テンサイ」の輸入は許可されています。

砂糖には、「テンサイのDNA」が残らないため、遺伝子組み換えの表示義務がないそうです。

日本国内では、遺伝子組み換え作物の栽培は禁止されているので、国産の砂糖を選べば、遺伝子組み換えの心配をする必要はありません。

1-3,着色料が使われていないか

一見健康的な砂糖に見える「三温糖」ですが、表示をよく見ると「カラメル色素」が使われています。

カラメル色素って何?

きなこ
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カラメル色素は避けたい食品添加物の一つです。どんな添加物か説明しますね!

カラメル色素とは・・・ソース、コーラ、菓子類など多くの食品に、褐色に着色するために使われています。カラメル色素は、Ⅰ~Ⅳまでの4種類あり、そのうちのカラメルⅢとカラメルⅣは、アメリカの動物実験で発がん性が認められています。表示を見るとカラメル色素としか書かれていないので、実際のところカラメルⅠ~Ⅳまでのどれが使われているか分かりません。

 

きなこ
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安心安全な砂糖を選ぶためには、着色されていない、自然のままの含蜜糖を選ぶようにしたいですね!

 

2,体に良い砂糖3選

きなこ
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それでは、体に良い砂糖を紹介していきたいと思います。

2-1,きび糖

よく見かける薄い茶色をした「きび糖」きび糖は、さとうきびを原料とした薄茶色の砂糖です。

さとうきびを砕いて絞った液を精製する途中で煮詰めて作られています。

白砂糖のように精製されていないので、さとうきびの風味がして、まろやかな味わいが特徴で、煮物やお菓子などに使うとコクが増す、照りが出る、風味がよくなるなどの特徴があります。


鹿児島県喜界島のさとうきびだけで作られた、国産さとうきび100%の砂糖です。
栽培に適した土壌で育った深みのある味わいでさとうきび本来の風味が料理の味を引き立てます。

2-2,てんさい糖

てんさい糖は北海道でとれる「てんさい(砂糖大根)」の根から作られています。

整腸作用のあるビフィズス菌を増やすオリゴ糖を多く含んでいるので、お腹の調子が気になる方にもおすすめです。

白砂糖は99%が炭水化物ですが、てんさい糖はカリウムやカルシウムなどミネラルが多く、まろやかで上品な甘さが特徴です。

コーヒーや紅茶はもちろん、煮物や照り焼きに使うと照りもアップし、様々な料理で美味しく使えます。


北海道てんさい100%使用。オリゴ糖が含まれているのでお腹に嬉しい砂糖です。

2-3,黒糖

黒糖は沖縄県や鹿児島県の離島で主に生産される含蜜糖の代表的なもので、さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造しています。

黒糖は不純物などを取り除く精製前の砂糖の状態なので、ミネラルやビタミンを多く含んでいます。

また、白砂糖に比べて黒糖は血糖値の上昇がゆるやかです。

血糖値の急激な上昇は体脂肪の増加につながりやすいので、白砂糖を使うより黒糖の方がダイエットにも効果的です。

※一歳未満の子どもは消化器官が未熟でデリケートです。そのため、消化不良をおこしてしまう恐れがあります。また、最も危険なのが「乳児ボツリヌス症」です。重症の場合呼吸困難や呼吸停止の恐れがあるので一歳未満の子どもに黒糖は与えないようにしましょう。

沖縄県産さとうきび100%使用の贅沢一番搾り製法。精製された白砂糖と違い、純粋な黒糖にはミネラル分などの栄養素が多く残っています。

また、こちらの粉末タイプの黒糖も使いやすくておすすめです。

溶けやすい粉末タイプの黒糖は、料理やコーヒー、紅茶、ヨーグルトなどにとても合います。

3,有機JAS(オーガニック)かチェックしよう

一般のスーパーで見かけることはほとんど無いですが、オーガニックの砂糖もあります。

オーガニックの砂糖は有機栽培された原材料(さとうきびやココナッツなど)から作られているので、化学合成された物質や遺伝子組み換えなどの心配がありません。

国産オーガニック砂糖はほとんど見かけませんが、有機JASマーク認証を受けたオーガニック砂糖もおすすめです。

 

きなこ
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コストコにはオーガニック砂糖が販売されているよ!


 

化学肥料、農薬、加工助剤を使用していない、さとうきびの味わいがそのまま残っている砂糖で安心して食べることができます。

 

きなこ
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たくさん入っていますが、砂糖は品質がとても安定した食品で、長期保存が可能なのでたくさんあっても困りませんね!

今までなんとなく砂糖を選んでいた方はこれを機に、精製された砂糖ではなくてきび糖やてんさい糖、黒糖などの含蜜糖を選ぶように心がけましょう。

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