実は日本は食品添加物大国!食品添加物認可数世界一は日本だった!

食品添加物
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国産の食品は安心安全な食べ物ばかりでしょ?

きなこ
きなこ

いいえ、それは間違いです。

国産だからといって全ての食品が安全とは限らないですよ!

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1.食品添加物とは何か

 

『食品添加物』とは食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で
食品に添加混和などの方法によって使用するものです。

以前の法律では、合成添加物だけが食品添加物に指定されていたのですが、
現在では『天然』、『合成』の区別なく食品添加物として認められています。

日本では、加工したり保存したり味をつけたりする時に使う
調味料保存料着色料香料などをまとめて食品添加物と呼んでいます。

2.なぜ食品添加物が使われるのか

1,食品の安全を守るため

食品の安全を守る代表的た食品添加物には、微生物による腐敗や食中毒のリスクを減らすという役割の保存料や、総菜などの保存期間が短い食品の日持ちをさせる日持向上剤
酸化による有害物質の生成や変色などを抑える酸化防止剤などが挙げられます。

2,食品の嗜好性を向上させる

食品添加物には、味や香りを良くする甘味料
酸味の調整や味の調和のために使用される酸味料
うま味成分を化学合成により抽出、または生成した調味料


食品の製造、または加工の工程で食品に香りをつけたり、香りを強くする目的で使用される香料
などや、食感を良くする安定剤増粘剤
色を良くする着色料発色剤などが挙げられます。

3,食品の製造、加工時に必要

豆腐を固める凝固剤など
食品添加物がないと作ることができない食品もあります。
また、流通過程における食品の劣化を防ぐものもあります。

体に良くないのになんで食品添加物をわざわざ入れるのか、
不思議に思ったことはありませんか?
せっかくなら体に良い食品を選びたいと思います。

でも、なんでも無添加のものにするのは実は危険なこともあるんです。

3.食品添加物は使われないとどうなる?

添加物が使われないと最悪の場合食中毒になってしまうなど様々な問題に繋がることもあります。

添加物は、食品の腐敗や変色を防ぎ食中毒のリスクを下げる、また、遠くにいる人にも商品を届けるという大切な役割もあります。

そして、添加物を使わないと食品を安全に流通させることすらできないものもあります。
食品が早く腐敗することで廃棄量が増えたり、まとめて運送するのが難しくなって、
そのことによって送料が高くなり
その結果、商品の価格が上がってしまうことになります。

 

4.日本の食品添加物認可数と世界を比較

〈各国の食品添加物の認可数〉

日本 → 1500品目
アメリカ → 133品目
ドイツ → 64品目
フランス → 32品目
イギリス → 21品目

これを見ると日本はずば抜けて多いことが分かりますよね。
アメリカも多いと思いましたが、日本はなんとアメリカの7倍以上
添加物が認可されているんです。

 

<日本で認可されている食品添加物の種類>

・指定添加物      約400種類
・既存添加物      約400種類
・天然香料       約600種類
・一般飲料物添加物   約100種類

 

日本は、合計1500種類も認可されているなんて先進国としては世界一ですよね。

5.海外では禁止されている添加物

日本では使用されていて海外では使用禁止されている添加物で代表的なのが、

赤色2号トランス脂肪酸です。

<赤色2号>

合成着色料の一種であるタール色素。
赤色〇号などのタール色素はもともと石油から使われています。

タール色素には、多くの種類があって食品の他にも化粧品入浴剤医薬品消臭剤など
色々な製品に使われています。

食品添加物として認可されているタール色素は全部で12品目あります。

赤2,赤3,赤40,赤102,赤104,赤105,赤106,黄4,黄5,
青1、青2,緑3

これらは、発がん性や奇形性のあるものが多く、
添加物として使われているタール色素もその疑いがもたれています。

タール色素は自然界に存在しない、
非常に分解されにくい化学物質であるため、体に取り込まれた場合でも
分解されにくく、ホルモンや免疫などのシステムを乱す心配があります。

そう聞くと、できるだけ摂取しないように心がけたいですよね。

赤色2号は菓子類やアイスなどに使われることが多いです。

昔、かき氷のいちごシロップなどに使われていました。
1976年、アメリカで行われたラット実験で赤色2号に発がん性の疑いがあることが
分かりました。

そのため、アメリカや韓国などでは、使用禁止されています。
赤色2号は、ラットの妊娠率を低下させて死産率を高めるという報告もあります。

<トランス脂肪酸>

アメリカでは、トランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」の使用が
原則禁止されています。

大量に摂取すると心疾患冠動脈疾患のリスクを高めるからです。

他にも、肥満アレルギー疾患との関連が認められています。

しかし、日本ではトランス脂肪酸の規制はありません。

トランス脂肪酸が含まれる代表的な食品
マーガリン
 
マーガリンは、脂肪を水素に結合させて安定した脂肪にする「水素添加」という方法で
固形状にした硬化油を原料に使っています。
しかし、その際に現在問題になっている「トランス脂肪酸」ができてしまいます。
「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールを増やして、動脈硬化を引き起こすという
可能性があります。
 
また、気を付けなければならないのが、トランス脂肪酸には天然に生じる
”トランス脂肪酸”というのがあります。
 
牛、羊、山羊などの反芻(はんすう)動物の胃の中に存在している微生物の働きにより、
トランス脂肪酸に変化することがあります。
 
そのため、牛や羊、山羊の肉や乳、その加工品に
トランス脂肪酸が含まれています。
また、揚げ物調理をする際、高温で加熱するため熱によって
トランス脂肪酸が生成する可能性も指摘されています。
しかし、通常の揚げ物調理では、同じ油を何度も繰り返し加熱したとしても
トランス脂肪酸はごく微量にしか生成されないので身体に影響はほぼないということです。
 

6.国産が全て安心という訳ではない

先程お伝えしたように日本の添加物認可数は世界一!!

私たちは、普段の買い物で「国産」と書いてあると安心してその商品を選ぶことが多いと思います。

しかし、日本の添加物認可数を見ると、決して安心はできないですよね。
“国産”にもかかわらず、海外産のものより危険なケースもあるというのを
覚えておかないといけません。

コメント

  1. 一石賢 より:

    情報をありがとうございます。
    できますれば、出典があると尚良いと思います。

    • kinako kinako より:

      コメントありがとうございます。
      また、アドバイスまでありがとうございます。
      出典も記入しますね。

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