食品添加物の見分け方と一緒にチェックしてほしい2つのポイント

食品添加物
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食品添加物をできるだけ摂りたくない。でも、スーパーで買い物をする時に同じ食品が2種類以上あったらとりあえず安い方を選んでいませんか?

きなこ
きなこ

この記事では、スーパーでの買い物でどれだけ時間がなくても一瞬で食品添加物を見分けることができる方法と一緒に見てほしい2つのポイントを紹介したいと思います。

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1,食品添加物のことを知ろう

食品添加物は、「安全な量が定められているから何も気にしなくても大丈夫」と考える方もいるかもしれません。

国によって食品添加物の使用量は決められていますが、あくまで動物実験のデータです。

人で本当に大丈夫かを確認したわけではありません。
人で実験していないので、摂取量は人によって大きく異なると言えます

 

そして、こちらの記事でも紹介したように、日本は世界に比べて食品添加物の認可数が飛びぬけて多いのも心配です。

食品添加物の摂取量は、その人の食習慣で大きく変わります

朝昼晩と自炊している人と、毎食コンビニのお弁当やスーパーの総菜などを食べている人では1日に摂取している食品添加物の量は大きく違ってきますよね。

食品安全委員会により、毎日摂取し続けたとしても健康への影響がないと推定される量を考慮して食品添加物の使用量を決めていますが、
基準よりも多く摂取しているかどうかは自分では判断できないので、
できるだけ食品添加物が入っている食品は避けたいですね。

そこで、食品添加物の表示の見分け方を紹介したいと思います。

誰でも簡単に見つけられますので、ぜひスーパーなどで買い物する時はチェックしてみて下さいね!

2,食品添加物の見分け方

【食品表示法】という法律によって加工食品には原材料などを表示する義務が定められています。

買い物をする時は必ず原材料名をチェックしましょう

原材料は分量の多い順に掲載されています。

2020年以降表示方法が統一されていて、/(スラッシュ)より後ろに食品添加物がまとめて記載されています。

輸入品の場合は原産国の表示も必須になっているので原産国も合わせてチェックしましょう。

アレルゲンは最後にまとめて表示されています。

アレルギーのある方は必ず全て食品の裏側をチェックしましょう。

これは、とあるふりかけの食品表示です。

名称 まぜこみ用ふりかけ
原材料名 わかめ、鰹削り節、食塩、ごま、砂糖、醤油、鰹節粉、なたね油、みりん、パーム油、還元水あめ、酵母エキス、大豆油、デキストリン/調味料(アミノ酸等)、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦、ごま、大豆を含む)

/(スラッシュ)より後ろが食品添加物になるので、調味料(アミノ酸等)より後ろは食品添加物ということになります。

また、原料は分量の多い順に掲載されているので、そこも一緒にチェックしましょう。アレルゲンも最後にまとめてありますね。

ちなみに、/(スラッシュ)の後ろの一番初めに記載されている調味料(アミノ酸等)は、市販の食品のほとんどといっていいほど入っていますが、避けたい添加物ですね。

このように、食品の裏面を見ると一発でどんな添加物が使われているかが分かります。

同じ食品で種類が何種類かあれば、必ず裏面をチェックして添加物のないもの、もしくは添加物の数が少ない方を選ぶようにしましょう

/(スラッシュ)の後ろを見るだけ。それだけで、添加物の摂取量を簡単に減らすことができます

食品添加物をチェックすることはとても大切です。

そして、原材料名を見る時に一緒にチェックしてほしいポイントが2つあるので紹介したいと思います。

3,国産と国内製造の違いって何?

食品を購入するとき、国産かそれとも外国産なのかも気になるポイントだと思います。

よく目にする【国内製造】は国産ということなのでしょうか?

例えば、こちらはある食パンの原材料です。

名称 食パン
原材料名 小麦粉(国内製造)、糖類、マーガリン、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳、ライ麦粉、麦芽エキス、麦芽粉末/乳化剤、イーストフード、V.C、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)

原材料の小麦粉の後ろに(国内製造)と書かれていますよね。

国内で製造されているということは国産の小麦粉なのか!安心だなと思ってしまう方もいらっしゃると思います。

しかし、実際は外国の小麦粉を国内で製粉しているということです。

スーパーで売っているパンはほとんどが外国産の小麦粉を使っています。

もし、国産の小麦粉を使用している場合は、【国産小麦使用】と記載されていて、値段も他の物に比べて高いはずです。

しかし、なかなかスーパーでパンを探すと無添加で国産小麦使用のパンには巡り合えません。

無添加、国産小麦100%使用のパンが食べたい!という方はこちらがおすすめです。

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冷凍保存で2週間持つので安心です。



決して、国内製造という文字を見て安心してはいけません。

外国産の小麦粉はポストハーベスト農薬の問題が心配です。

ポストハーベスト農薬とは、農作物に散布される農薬の一種で、農作物に使用される農薬には、育てている時に散布されるものと、収穫後に散布されるものがあります。

ポストハーベスト農薬は収穫後に散布される農薬のことです。

育てている時に散布される農薬は、雨などで流れることがあるのに対して、収穫後に散布される農薬は作物に残りやすいと考えられます。

日本では禁止されていますが、外国からの輸入品に関しては、制限がないため外国産の小麦粉を食べることで、農薬を体内に取り込んでしまっている可能性があることを忘れてはいけません。

国内製造はややこしい表記ですよね。そしてもう一つややこしい表記があります。

それは、【化学調味料無添加】です。

4,化学調味料無添加とは

よく食品のパッケージで【化学調味料無添加】という文字を見かけませんか?

その文字を見て、食品添加物が入っていないから安心だ!と勘違いする方もいると思います。

しかし、化学調味料は使用していなくても、着色料や人口甘味料、保存料などは使用しているケースが多いです。

大きな文字で【化学調味料無添加】と書いてあっても必ず裏面をチェックしましょう。

原材料名に/(スラッシュ)があることがあります。

きなこ
きなこ

表面のキャッチフレーズに惑わされず、裏面もチェックしましょうね

以上食品添加物の見分け方と一緒にチェックしてほしい2つのポイントです。

/(スラッシュ)の後ろを見る。

国内製造=国産ではない

化学調味料無添加は食品添加物が入っていないというわけではない

このことを頭に入れておくと買い物をする時に役に立つと思いますのでぜひ覚えておいて下さいね。

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